2007年6月5日火曜日

治ったらしたい10のこと その⑤

現在、歩行する際には、自分の肩幅+80センチメートル程度の幅がいる。
上記は最低限必要なスペースである。

というのも、松葉杖を使用するため、
必然的にその位のスペースが必要となる。

例えば、ちょっと狭い廊下等は、
対面からの歩行者に細心の注意を払う。

例えば、自動改札なんかは
完全に横向きでの松葉杖移動という
かなり高度なテクニックが要求される。

例えば、ちょっとこじんまりとした、
洗面所なんかは、自分の持てる全ての
神経を集中させて、任務を遂行する。

だから、パーソナルスペースの確保が
難しい場所へは行くことが出来ない。





で、いきなり転換するが治ったらしたいことの第5弾は
「⑤家電量販店に行きたい!」だ。

治ったらしたい⑩のことの、
レベル間のバラバラ感に、社会復帰後の
自分の業務レベルを疑わざるを得ないが、
それがJSK流である。これがルールだ。

その凹凸感が、素人の欲望っぽくて良い。
と、勝手に自分で理解している。

さて、本題だ。

インターネットで購入出来るものが
増えたことは前に触れた。

素人がこんなコメントをするのは危険極まりないが、
恐らく、インターネットで購入出来ないものは無いだろう。

が、しかし、家電量販店での買い物は
僕にとってちょっと違う。

業務に忙殺されていた頃、
僕の心のオアシスは家電量販店だった。

何を買う目的も無く、純粋に訪れ、陳列している商品に酔いしれた。

確かに、PCの画面を見て、ショッピングは無駄が無くて
非常に効率的ではあるが、味気が無い。

見て、触って、感じて、初めて購買意欲が沸いて来る。
これも、恐らくであるが、昨今のボーナス商戦を賑わしている
「薄型テレビ」なんかも、その恩恵に預かっている商品の1つであろう。

ビジネスマンが昼休みや帰宅途中に
何気なく家電量販店を訪れ、陳列されているテレビを一瞥する。
ブラウン管テレビとは別次元のクオリティの画像が映し出されている。

そんな、映像の虜になり、購入を検討するパターンが多いのではないか。

何れにせよ、僕にとって何か新しい発見を感じさせてくれるのが
家電量販店であるので、出向いて、ブラブラと店内を散策したい。

で、冒頭部分に話は戻るが、

●この家電量販店系の店内は常に混雑していて
 パーソナルスペース確保が非常に難しい。

●そして、自分のお気に入りを探すのに、
 相当の機動力が必要となる。

上記2つをクリア出来ないと、家電量販店に
足を踏み入れることは非常に難しい。。。

便利になる世の中ではあるが、
絶対に「リアル」な体験が必要だ。

妄想やめなきゃなぁ。
S