いつもいつも、
「もどかしい」「不便」とか「これがしたい」だとか
記しているが、JSK生活はそんなネガティヴ面ばかりではない。
逆に、この生活の何がポジティヴかを記したい。
クダラナイことから、ダイジなことまで。。。
①まずは、「松葉杖」の存在。
いきなり、何を言い出すかと思っただろうが、
当たり前ではあるが、足の不自由な
僕が行動すると「松葉杖」が必ず伴ってくる。
ご存知の通り、「松葉杖」は長い。
使用する人の身長次第ではあるが、
僕の場合は160cm程度はある。
つまり、僕が移動する際に、
常に160cmのアルミ製のグッズが伴って歩く訳だ。
常に僕の身の回りにある、
この拡張グッズを便利に使用している。
「ドアを開け続けたい時」
⇒ 松葉杖をストッパー代わりにする
「冷蔵庫のドアが閉まらなかった時」
⇒ 松葉杖で遠距離から閉める
「転がっている何かを拾い上げる時」
⇒ 2本の松葉杖を使用して拾い上げる
例を挙げると枚挙に暇が無いので、
主な使用方法として上記の3つを挙げた。
あとは②商業施設等での待遇の変化。
以前、世知が無い世の中になったという話を書いて
嘆き悲しんだ、日常の出来事-ネガティヴ編-があった。
今日記したいのは日常の出来事-ポジティブ編-。
事象は商業施設等での待遇の変化だ。
特に、しっかりトレーニングがされている
商業施設、例えば、ホテルとか、劇場とか、レストラン等では
健常な時は気が付かない、サービスがあることに気付かされる。
色々なことを、予測しながら、心配しながら施設に向かうが、
この手の施設は逆に安心感を与えてくれる。
劇場に行く機会があったが、
僕が、松葉杖を使用している事実も
僕が、体重を減らした事実も
僕が、その劇の内容を知らない事実も
知らせていないが、松葉杖姿で僕が劇場に足を踏み入れると
係員の方が何処からともなくやって来て、席まで、
しかも全く混雑のないエレベータ等で案内してくれる。
そして、イベントが終了したらば、
また係員の方が来て、入場と同じ方法、
当たり前だが、入場とは逆のルートで出口まで導いてくれる。
足が不自由な事実を感じないくらい、
円滑なサービスで、もう1回、行きたいと思わせてくれる。
そして③性格の変化。
嫌な奴になった?
暗くなった?
いやいや、この生活を通して「性格」が明るくなった。
まぁ、元から色んなコトをあんまり気にしない性格で
「明るい」性格だった、と、思うが、
以前にも増して明るくなったと感じる。
骨が3本折れている事実。
松葉杖で生活しなければならない事実。
雨の日に外出出来ない事実。 などなど、、、、、盛りだくさん!
事実は受け止める。
決して受け流さない。
クヨクヨしても仕方がない!
「明るく」「前向き」であることの重要さを
感じ、学び、実践して生活している中で、
僕の性格は以前にも増して明るくなったと感じる。
えっ?
三十路、独身、無職でもいいか?って?
まぁ、ハッキリ言って何も気にしてない!!
えっ?
弟もNYでそんなこと書いてた?って?
まぁ、そんな明るい馬鹿「兄弟」が
日本に1組位、いても良いと思う!
自分再生機構、万歳!
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