2007年9月10日月曜日

現代の甥っ子。。。

若人の成長を見ると自分がいかに「おっさん」になったか気が付く。
まぁ、僕の先輩からしてみれば、
三十路なんてまだまだだという御指摘、御指導を頂くことだろう。

若くなりたいとは思わないが、
人間の成長の過程を目の当たりにすると
人間の凄さに驚きを隠せない。

3歳の甥っ子は普通に会話が出来る。
まぁ、使用する言語は3歳レベルであるが、
会話のキャッチボールは成り立つ。
あまり会う機会は無いが、会わないので、
1週間ぶりでも会ったときの成長の早さに驚く。

何が貢献できると言うわけではないが、
技術が確実に進歩していく様を目の当たりにすると、
日常生活の利便性の向上に驚きを隠せない。

甥っ子と「技術の進歩」がどう結びつくのか。



彼のとる行動、そして使用する言葉。
これは確実に技術の進歩によって
僕らの時代から変化をもたらされていると感じたからだ。

「ケイタイ」

そんな言葉を口にする。
僕が3歳の時にはそんな言葉知らなかった。
知っていて話したとしても、
大人とのコミュニケーションを図ることが出来ない。
恐らく「テ、イタイ(手、痛い)」くらいに解釈されただろう。

その時代に携帯電話というものが
存在していなかったので当然のことだろう。

また、彼にCDを見せると
DVDプレーヤにて再生を試みて
映像が映らないことに対して、不満を露にする。

「何で、映らないの?」

残念ながら、僕は科学者でも開発者でも
何でもないので、CDとDVDが構造的に
どのように異なるか説明が出来ない。。。
頭ごなしに「CDだから映らない」と言っても
理解不能と考えたので、「何でだろう?」とすっ呆けて見た。

こればかりは彼の頭の構造の発展を望んで、
理解出来るのを叔父として待つしかないだろう。

僕らの時代はテープからCDへの過渡期だった。
だからそう言った意味ではレコードの時代を知らない。
微かに姉達が持っていたのを覚えている。

こうやって消えていく言葉や、習慣が
何時の時代も存在するものだと感じた。。。

そうそう、高校生の頃とかは
携帯電話なんて存在しなかったから、
自宅の電話に電話してたもんなぁ~。。。
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