2008年1月23日水曜日

物事の捉え方。

久しぶりにメッセージを残そうと思う。

久しぶりと言うか、2008年になって20日が過ぎ、
初めてまともな言葉で、メッセージを残そうとする
自分の怠慢さに何の言葉も無い。

幼い頃、楽しみにしていたことがあった。
冬になって雪が降ると、何だかいつもと
違った風景に胸をワクワクさせていた。

月明かりが雪に反射して薄っすらと明るい夜。
学校へ向かう途中に踏みしめる雪の音。
雪遊びで手袋から雪が染みてくる冷たい感覚。
雪がゆっくりと大地に降り注ぐ幻想的な風景。

誰も踏み入れていない積もる雪を見ると
それを目掛けて一所懸命に走っていった。

窓から雪が降っている光景を教室から眺めながら、
「もっと降って欲しいと、もっと積もって欲しい」と
心から願い、休み時間明けの雪合戦に備えていた。

そんな雪が、今日、関東地方に降った。

僕の記憶では、ここまで降るのは久し振りだろう。
と言っても、積雪は5cmにも満たない。

気が付くとどうだろう。
雪が降って ⇒ 嬉しい

そんな感覚があったことを
スッカリ忘れて何年かを過ごしている。
前回、雪が降ったこと日のことすら全く覚えていない。

雪だるまを作ったとか、雪合戦をしたとか、
そんなことが一大イベントだった
幼い記憶は何処へやら、僕は雪が降ると
交通機関の乱れや、街の混雑、歩行の安全を考えるようになった。

そんなことを考えながら駅まで歩いていると
雪に触りたくて仕方が無く、精一杯に手を広げる、
お母さんと手を繋ぐ女の子を見かけた。

その一瞬の光景が、僕に何かを思い出させてくれた。
人生って本当に何かの切欠だと思う。
何かの瞬間に気が付くことが出来る。

ちょっと真面目な文章になったが、
まぁ、2008年の自分に対してのメッセージとしては悪くない。

あくまで自然体で邁進出来る1年にしたい。
S