テレビに代わる媒体が増えてきたので
1人当たりのテレビを観る時間が減っているのか、
それとも、気軽に鑑賞できる携帯電話等の
生活周辺機器が増えてきているので、
1人当たりのテレビを観る時間が増えているのか
専門家ではないので分からないが、
僕はあまりテレビを観ない。
自分のベットのある部屋にテレビを置きたくない。
説明が出来ないが、何だか居心地が悪い。
弟は本当にテレビが好きだ。
そして、テレビの内容に詳しい。
さてさて、今日のメッセージは弟の話は全く関係が無い。
そんな僕でも、好きなテレビ番組がある。
幼い頃から野球をしていたから、
日曜日は自宅にいることなく、
練習試合に出掛けていた。
しかし、その野球を始めるもっと前のこと。
僕は日曜日になると電車に乗って
弟と2人で祖父母宅に遊びに行っていた。
父親の仕事の関係上、
彼は日曜日が休みの仕事ではなかった為、
庭のある、郊外の祖父母の家に遊びに行っていた。
僕の父と母が、僕の甥と接する
即ち、僕と祖父母の関係と全く同じだが、
そんな姿を大人になって
客観的に見ると、生前の祖父母も
(今はどうしようもない三十路の)僕や
(テレビが大好きでしょうがない)弟を
本当に可愛がってくれたのだと感じる。
親子とはまた異なった「愛情」を感じる。
まぁ、僕がその関係を構築するまでは
まだまだ、時間は掛かるので良く分からないが、
少なくとも客観的に観て、そう感じる。
さて、日曜日の朝、早起きをして、
弟と喧嘩をしながら、電車に乗り、
祖父母の家に着く。
昼食は祖父母の家で、
祖母が作ってくれた食事を食べる。
その傍らで、祖父が観ていたテレビ番組が、
今の僕が好きなテレビ番組になっている。
その当時もそうであるが、
中学生になっても、高校生になっても、
大学生になっても全く興味が無かった。
というか、ちょっと「ダサく」て嫌いだったかもしれない。
その番組とは「のど自慢」だ。
各県、各都市から、地元の人達の美声!?を
生放送で、伝える番組だ。
前述の通り、「何が面白いのか」
「何がカッコいいのか」、皆目見当が付かなかった。
ある日曜日、何気なくテレビで「のど自慢」を観ていたら
その「暖かさ」に何だか、懐かしさを感じ、
そして、バラエティーに富んだ出演者の
リアルな表情が僕を虜にしてしまった。
それが、3-4年前のことだろうか。
以来、欠かさずという訳ではないが、
日曜日の昼下がりに、テレビを観る機会に恵まれたら
幼い頃、祖父母の家で祖父が感じていた感情と
僕が感じている感情と同じかどうか、
不安を抱きつつも、チェックしている番組になった。
僕が感じている感情と同じかどうか、
不安を抱きつつも、チェックしている番組になった。
あとは、遊びつかれて、夕食の際に
祖父がテレビで見ていた「笑点」だ。
この番組は自分の父親も好きな番組だ。
これも、幼い頃は所謂「おっさん」臭い番組だと言う
認識があって、全く興味を示さなかったが、
これも4-5年前のとある切欠から、
甚だ僭越ではあるが、数少ない僕の好きな番組の1つとなった。
シンプルな笑い。
じつにくだらない笑い。
昨今のバラエティー、コメディ番組は
複雑すぎて理解しづらい自分としては
明朗で親しみやすい。。。
思い出を並べて、客観的に説明したが、
所謂、僕も完全に「おじさん」になっていると言うことだな。
S
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