2007年5月23日水曜日

治ったらしたい10のこと その①

完治するのがいつなのか分からないが、「治った」時のことを頻繁に考える。

「浮かんでは消えていく、ありふれたことばかり~っ♪♪」

ではあるが、
完治した後の自分の為にも整理して残したい。

願望が僕のリハビリの支えでもあるし、
今の気持ちを決して忘れたくない。

足が治って、行動範囲に制限が無くなることが前提条件。
10個のしたいことのレベル間はかなりブレているが、
選りすぐりの僕の「治ったらしたいこと」に間違いない。



まずは
「①外食に行きたい!」

オフィスに勤務してた頃は、ほぼ100%が外食で、
逆にゆっくり自宅で食事を摂りたいと考えていた。

今も外食に行けない身体ではないが、
神経を使うし、やはり行ける所が制限されている。
なんの気兼ねも無く、「さらっ」と外食したい。

ホテルとかのレストランだったらバリアフリーだし、
恐らく、何の制限も無いので今の状態でも行けると思う。

僕が意図するのは、fancyなレストランではなくて
居酒屋、定食屋とか牛丼屋等、本当になんでもない外食のこと。

今も歩いているとこの手の店に憧れを抱いて
羨望の眼差しで見つめている。

「そんなの簡単じゃん!」

って、言わないで。
僕もそんな意識だったが、今この状態になると
かなりハードルが高いのが分かる。。。

想像してみよう。牛丼屋編。

●入り口には「軽く触れてください」のマーク。
⇒松葉杖で両手が塞がっていて触れない。


●入店すると時間に追われる
  ビジネスマンが席を立ち勢い良く飛び出してくる。
⇒ビジネスマンにぶつかられる。

●食券販売機の前で立ち往生する。
⇒久しぶりの店内の雰囲気に何を選んで良いか分からず。
そして、小銭を取り出すのに時間が掛かり、
  落とした小銭を拾うのに時間が掛かる。

●移動、着席。
⇒狭い店内を移動するのが困難。
  着席するも、患部をビジネスマンの鞄に攻撃される危険性大。
  そして、着席の際に松葉杖を飾るスペースなし。
  他のビジネスマンからの冷たい目線。

●退店の際に時間に追われる
  ビジネスマンが勢い良く入店してくる。
⇒ビジネスマンにぶつかられる。

多くの危険が潜んでいて今の僕には
とても高いハードルである。

「何でもないようなことが、幸せだったと思~う♪」

本当に今までなら、当たり前のこと。
でも、今はその当たり前のことが、当たり前に出来ない。

だから健康であることが幸せだと強く感じるし、
完治しても日常の生活に感謝しようと思う。

牛丼もかなり食べたいが、
あの紅しょうがのほうがもっと食べたい。。。
あと豚汁も。。。
S