新知事が誕生して数ヶ月が経過したが、そのブームに陰りが見えない。
私事で恐縮ではあるが、宮崎県は非常に贔屓にしている県だ。
「贔屓」というと出生地であるとか、地縁があるとか、地鶏が好きとか
推測されがちであるが、何を隠そう、約2年間宮崎県で
仕事をしていた経験がある。
東京にも自宅がある為、住民票は移していないが、
住居も借りていた程、宮崎に密着して業務に励んでいた。
東京の方に、「宮崎と言えば?」の質問を投げかけると
数ヶ月前までは「シーガイア!」という回答が98%以上を占めていたが
現在は各メディアで取上げられている為、宮崎県について
様々な情報が、東京在住の人々の耳に届けられている。
それも、これも新知事効果である。
そう僕が今日、書き残しておきたいのは、
「1人の影響力」は侮れないと言うことだ。
ハッキリ言って、数ヶ月前の宮崎県と現在の宮崎県に変化はない。
昨年の5月と同じ太陽と、同じ風、同じ人々が生活している。
何か大きなレジャー施設とか、ホテルとか、
真新しいものが建設された訳でもない。
しかしながら、47都道府県随一の
注目度を集めているのは事実だ。
神宮の「王子」にも同じことが言えるだろう。
今までの東京六大学野球と何も変わっていない。
学生の直向なプレー、伝統ある各校の応援スタイル、
やたら六大学野球好きなおじさん。
チアガールの露出が増えた訳でもない。
しかしながら、「過去最高観客動員」の文字が
新聞に踊っているのは事実だ。
「1人じゃ何も変えられない、変わらない」
って思いがちである。
会社のやり方に文句があって、変えたいと思い文句を言いたい時。
将来に不安があり、世の中変えたいと意気込んで選挙に投票に行く時。
皆で何を食べるか検討していて、嫌いなラムを食べに行く結果になった時。でも、新知事と王子は見事に1人で変えている。
「1人で何かを変えられる人間」
魅力的だ。。。
僕が今変えられるもの。
テレビのチャンネルとプリンターのカートリッジだけだ。
自分再生にも力が入る。
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