2007年7月18日水曜日

視覚効果に気が付く・・・

"Visual Effect"

掲題の「視覚効果」を
ただ単に英語にしただけだ。

でも、字面で判断するのはいけないが、
"Visual Effect" について
何かを残そうとする自分が
ちょっとだけ「カッコいい」と思えてしまう。

全くおこがましいことだが、
僕の人生の中では存在しない言葉だった。

だって、"Visual Effect" って言ったら
CGデザイナーとか、
ヴィジュアル・ジョッキーとか、
2丁目に勤める方々とか、
限られた人のみに所有を許される技術だ。

それなのに今日、僕は、
「視覚効果」について書き記す。

まぁ、3つ目の視覚効果が
「カッコいい」かどうかという物議であるが、
その視覚効果について存分に語ることが
出来たならば、充分に「大人」で「カッコいい」。。。



第一印象が与える影響は非常に大きい。

「日常の業務」「就職・転職」「恋愛」等など
様々な状況において、世間でも認知されているが、
自分自身の経験からもその重要度は理解出来る。

例えば、
仕事の場面で、協業する会社として
「相応しいかなぁ」と選んだ会社A社とB社。

A社の人間は始めてのプレゼンテーションに
イェローとオレンジのストライプのネクタイを、
B社の人間は始めてのプレゼンテーションに
ネイビーとシルバーのストライブのネクタイを
締めてきたときに、どう感じるだろうか。

A社の人間に対しては「革新的」「軽薄」「不誠実」等、
一方、B社の人間に対しては「保守的」「重厚」「誠実」
という印象を受けるのが
日本の文化・習慣の中では一般的だろうか。

A社の印象は受ける人次第であるが、
日本の文化の中では、あまりポジティヴでない。

たかが「黄色と橙色のネクタイ」であるが、
されど「「黄色と橙色のネクタイ」である。

第一印象の持つ力は凄い。

僕が例えたシチュエーションではあるが、
そのような状況を迎えた時には、
個人的に「黄色と橙色のストライプのネクタイ」を
何処で購入したかが気になって、
打合せに身が入らないだろう。

そして、どのような選択肢の中から
その人が「黄色と橙色のネクタイ」を選んだのか。
はたまた、そのネクタイを人から貰ったとしたらば、
どんな人がプレゼントしたのか。
妄想が妄想を呼び、もう打ち合わせどころではない。

世話しなく妄想している
僕の第一印象の方が、よっぽど、ネガティヴかもしれない。

さて、JSKとして、
「視覚効果」について残さなければならない。

リハビリとして30分程度であるが、二足歩行で町を歩く。

①松葉杖アリの骨折患者。
②松葉杖ナシの骨折患者。

上記の2人は歴然たる大きな差がある。

①を見ると、その他の歩行者は
彼/彼女が歩行に難があることに気が付く。

しかし②を見ても、その他の歩行者は
彼/彼女が歩行に難があることに気が付かない。

そう、この②の状態で歩くと町は危険だらけだ。
歩みが遅いが、誰も、僕を骨折患者だとは認識しない。

歩行者は容赦なく、向かってくるし、
自動車は僕の横をすり抜けていく。
本当に怖い想いばかり・・・

商店街を平日の日中に
TT姿で歩みの遅い身体の大きい三十歳。
町の人々は僕のことをどう思っているのだろうか。

第一印象は間違えなく「サエナイ」男だ。。。

あせらない、あせらない・・・
S